車屋経営の㊙戦略 #5 売れる営業マンは「話が上手い」のではありません。

売れる営業マンは「話が上手い」のではありません。

昔の私は、

売れる営業マンは話が上手い人だと思っていました。

お客様を笑わせて、

会話が途切れなくて、

どんな質問にもすぐ答えられる。

そんな営業マンが売れるんだと。

でも、実際に何百件もの商談を見続ける中で、

その考えは間違っていたことに気付きました。

実は、

売れる営業マンほど、

よく話す人ではありません。

むしろ、

よく聞く人なんです。

私は営業マンの商談を横で何度も見ていました。

売れる営業マンには共通点がありました。

それは、

説明を始める前に、

必ずお客様へ質問していたことです。

例えば、

「今日は何を見に来られたんですか?」

だけではありません。

  • どんな使い方をするのか
  • 何人で乗るのか
  • 今乗っている車で困っていることは何か
  • 次の車に求めることは何か
  • いつ頃までに必要なのか

こういうことを自然に聞いていました。

一方、

売れない営業マンは、

車の説明から入ります。

  • 装備
  • 燃費
  • 価格
  • 保証

一生懸命説明しています。

でも、

お客様が本当に知りたいこととズレていることが多いんです。

例えば、

子育て中のお客様なら、

燃費より、

スライドドアの使いやすさの方が気になります。

アウトドアが趣味なら、

荷室の広さの方が重要です。

通勤だけなら、

乗り心地より維持費かもしれません。

つまり、

お客様によって、

伝えるべきことは違います。

そのためには、

最初に聞かなければ分からないんです。

私自身も、

営業時代に大きく変わったことがあります。

昔は、

「どう説明すれば売れるか。」

ばかり考えていました。

でも途中から、

「今日は何を聞こうか。」

を考えるようになりました。

すると、

不思議なくらい商談が楽になりました。

お客様が求めていることが分かるので、

必要なことだけを説明すれば良くなったんです。

結果として、

成約率も上がりました。

だから私は、

営業台本にも、

説明する内容より先に、質問する内容を書きました。

質問が変われば、

商談が変わる。

商談が変われば、

成約率も変わる。

これが私の結論です。

今日からできること

営業マン全員に、

契約になった商談を思い出してもらい、

「車の説明を始める前に、お客様へ何個質問した?」

と聞いてみてください。

もし、

「2~3個しか聞いていません。」

という営業マンが多いなら、

質問不足かもしれません。

まずは、

説明を1分減らして、質問を3つ増やす。

これだけでも商談は変わり始めます。

まとめ

売れる営業マンは、

話が上手い人ではありません。

聞くのが上手い人です。

だから私は、

営業マンに説明の練習より、

質問の練習を多くやるようになりました。

営業は、

話す技術ではなく、

聞く技術。

ここが変わると、

商談の流れも、

成約率も変わっていきます。

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