社員のやる気が変わった!?整備工場に“車販”を導入すると起きる、思わぬ変化とは

整備工場に車販を導入 整備士のやる気が上がる

こんにちは、野瀬です。

今回は、整備工場に“車販”を取り入れることで起きる、
「社員のやる気」や「社内の雰囲気」の大きな変化についてお話しします。

整備工場の経営者の方から、こんな悩みをよく聞きます。

「社員が受け身で、自発的に動かない…」
「言われたことはやるけど、提案とかは全然しない」
「どこか“やらされ感”が漂っていて、組織が重たい」

こんな状況、どこか思い当たることありませんか?

でも実は、車販を導入すると、社員の“働き方そのもの”が変わることがあるんです。

関連記事
・中古車販売もやっている整備工場が車販を伸ばすために最初に取り組むべきことは?

整備の仕事だけでは、“目標”が見えにくい

整備の仕事って、とても大切ですし、職人的でやりがいもある反面、
「見えない成果」が多い仕事でもあります。

  • 車検を通した
  • オイルを交換した
  • 異音の原因を突き止めた

どれも素晴らしいことですが、「ありがとう」「すごい!」と表に出ることが少ないんです。

だからこそ、社員はやりがいを見失いやすい。
毎日似たような作業の繰り返しで、モチベーションが下がっていく。

“売上に貢献できた”という実感が、やる気を生む

ところが、車販を導入すると変化が起きます。

ある社員が、ふとした会話の中で「そろそろ買い替えをお考えですか?」と聞いてみた。
そこから見積もりに進み、実際に成約に至った。

すると、その社員がこう言うんです。

「あの僕が売れたってことですよね!?やばっ、ちょっと鳥肌立ちました…!」

これ、実話です。

今まで“裏方”として車に向き合ってきた社員が、
“お客様の未来に関わる仕事”をした実感を持った瞬間です。

関連記事
・「集客さえできれば成功」は本当か?車屋経営における“正しい努力”の順番とは

人は“数字”と“承認”で動き出す

車販が入ると、当然「台数」「売上」など、数字が可視化されます。

  • 月に何件提案して、何件見積もって、何件成約したか
  • 誰が何をきっかけに商談につなげたか

こうした数字を社内で共有し、褒め合う文化ができてくると、
社員が「もっとやってみよう」と前向きになります。

「がんばった人が評価される」
「自分の動きが会社の数字に直結する」

こうした感覚が芽生えると、社内の空気がガラッと変わるんです。

営業経験ゼロの整備士が、“接客が好き”になっていく

最初は「自分に営業なんて無理です」と言っていた社員も、
お客様から「あなたに相談してよかったよ」と言われる経験を重ねるうちに少しずつ変わっていきます。

  • 点検中に車の話をするのが楽しくなった
  • 見積書を渡す時、ちょっとだけ自信がついてきた
  • 商談に立ち会うのが緊張じゃなく“ワクワク”になってきた

こんな声が、実際の現場で次々と聞こえてきます。

関連記事
・値引きしなくても高い成約率で車が売れる「アドバイザーポジション」とは?

社員の“顔つき”が変わる瞬間

とある整備工場での出来事です。

普段は寡黙な整備士さんが、あるお客様に対して「次、もし買うならどんな車がいいですか?」と何気なく聞いてみた。

するとそのお客様が、「え、実は最近軽からコンパクトカーに乗り換えたいと思ってたの」と反応。
そこから社長がサポートして見積もりを作り、1週間後に成約。

整備士さんはその時、こうつぶやいたそうです。

「こんなふうに、お客様の“これから”に関われる仕事も、悪くないですね」

社員の“顔つき”が変わる瞬間です。

車販が社員に“夢”を与える

  • 「自分もお客様から頼られる存在になれる」
  • 「整備だけじゃなく、お客様の人生を支える仕事ができる」
  • 「自分の動きで売上が伸びた!って実感できる」

これって、めちゃくちゃ大きなことです。

給与や待遇では買えない、“やりがい”と“誇り”です。

整備工場に“成長のステージ”をつくるということ

車販があると、社員の成長段階が見えるようになります。

  • 入社したばかり → 点検・整備を覚える
  • 中堅スタッフ → お客様対応や車販提案を任される
  • ベテラン → 営業支援や後輩の育成に回る

つまり、ただの作業者ではなく、“キャリアが描ける工場”になるんです。

この“ステージ設計”ができるだけで、離職率もガクンと下がります。

まとめ:車販は、社員を“働かせる”道具ではなく“輝かせる”仕掛け

整備工場にとって、車販は売上アップの手段だけではありません。

  • 社員のモチベーションを高める
  • 自主性を育てる
  • 接客力・提案力を高める
  • 職場の雰囲気を前向きにする

こんなに多くの“副産物”がある仕掛けなんです。

関連記事
・車屋の売れる営業マンと売れない営業マンのたった1つの違いとは?

社員が“ワクワク働く工場”にしたい方へ

「社員のやる気が続かない…」
「もっと自発的に動いてほしい」
「でも、どうしたらいいのかわからない…」

そんな方にこそ、車販は大きなヒントになります。

どんな整備工場でも、“やる気スイッチ”を押すことはできるんです。

その方法を1冊にまとめました。

『車屋経営のマル秘戦略』
https://amzn.asia/d/26aLlTA

ぜひ一度、ページを開いてみてください。
今の悩みに、きっと答えがあるはずです。

タイトルとURLをコピーしました