こんにちは。ナンバーワン自動車販売プロデューサー野瀬貴士です。
車屋さんや整備工場でも最近は公式LINEの活用をしている。
もしくはLINEを活用して集客を考えているという方も多いと思います。
私のところにもLINEに関するご質問はあり、「野瀬さん、公式LINEを使って集客したら成約率が上がると聞いたのですが登録してもらってもすぐにブロックされてしまいます。
毎日のように投稿しているのですが投稿すればするほどブロックされちゃうんです。
どうしたらいいでしょうか?」
こんなご質問です。
車屋や整備工場に限らず、LINEを活用している会社の多くはこのような問題から次第に投稿をしなくなりひっそりと無かったことになっていることも多いです。
最初はみなさん頑張って投稿しているのですがお客様からなんの反応も得られずにいつしか投稿をやめてしまうんですよね。
そこで、今回は「公式LINE集客」についてお伝えしたいと思います。
公式LINEのフォロワー登録方法
公式LINEはお客様に登録してもらって初めて情報発信が可能になります。
ですので、最初はフォロワーを集めなければいけません。
集めるためにはお客様に登録してもらう必要があります。
その登録方法はいくつかあります。
- フェアーなどがあった時に見込み客に登録をしてもらう。
- ネット上の情報発信媒体から登録
- 折込チラシ
- ポスティングなどから登録
- 来店時に登録してもらう
などがあると思います。
この登録方法でフォロワーを集めて地域密着型のお店でしたら大体目安として最低300人以上ないと反応は得られません。
成約に繋がりやすい目安としては1000人位ではないかと思います。
どんなお客様をターゲットにすればいいのか?などフォロワー集めは自社のコンセプトや狙っている見込み客によって変わってきます。
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車屋が公式LINE集客でブロックされるよくある間違い
LINEをやればお客様とコミュニケーションが取れてすぐに売れる!と思いがちです。
実際にそのような言い方をするコンサルタントなどもいるようですが、その多くは失敗しています。
その理由は、間違った使い方をしているからです。
それは一体どんな間違いでしょうか?
もしかしたらあなたの会社でもやっているかもしれません。
公式LINE集客でブロックされるよくある間違い
毎日のように投稿してしまう。
お客様は毎日LINEが来ることを嫌います。
あなたもどこかの企業のLINEを登録して毎日LINE投稿があり鬱陶しくなってブロックしたなんてことはありませんか?
自分が嫌だと思うことは当然ですがお客様も嫌なことです。
入庫車情報などセールス情報ばかりの投稿。
これは営業でも同じなのですがお客様はセールスされることを嫌います。
車屋の中には入庫情報ばかりあげているYouTubeなどもありますがそれではお客様は集客できません。
スタッフ日記のような投稿が多い
ブログなども同様ですがお客様には関係ないスタッフのプライベートがいきなり投稿されても誰も興味はありません。
LINEを登録してもお客様が感じるメリットが無い
お客様は何かメリットを感じるからLINEの登録するはずです。
なのでメリットを感じられないLINEはブロックされやすいです。
LINEをやっているところは心当たりあるのではないでしょうか?
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お客様は公式LINEに何を求めているのか?
では、お客様は会社の公式LINEに何を求めているのでしょうか?
それは「お得な情報」です。
以前、妻が色々なお店のLINEがいっぱいあったけど開かないからほとんどブロックしたと言っていました。
私は、ほとんどってことはブロックせずに毎回開いていたところもあるの?と聞くと1個だけ残していると言いました。
なぜその会社を残したの?と聞くと、「毎週10%オフのクーポンが届くから」という理由でした。
ここから何がわかるのかというと、お客様を来店していただくためにLINEを活用するのならお客様にメリットを与えることです。
公式LINEアカウントを運営する上で重要な考え方
お客様にLINEを登録してもらう目的はセールスをすることではありません。
運営していく上で重要なことは、いかにブロックさせずに投稿を開いて見てもらうかです。
ですが、ドラッグストアや居酒屋さんなどと違って、車屋の場合は割引クーポンなどはなかなか発行できません。
なので、「お客様にとって役に立つ情報を発信する」ことです。
一例をあげると、季節に合わせて車のメンテナンス情報の発信。
冬場だったら、スタッドレスタイヤの寿命はどれくらいなのか?
夏場だったら、エアコンをつけたら臭う原因は?
など、お客様のライフシーンに合わせた車のメンテナンス情報などは開いてもらって、もし自分で解決できない場合は修理や買い替えなどの相談はあるかもしれません。
それ以外には、ファミリーカーを売りたい場合は、主婦層に向けての中古自動車の安心、安全性やどんな選び方などのレクチャー投稿、オシャレな車内インテリア情報なども開いてもらえると思います。
このように対象とするお客様が興味関心がある投稿をし、合間にセール情報、フェアー情報、割引クーポンなどの発行をすることです。
毎回LINEユーザー限定無料相談なども有効かもしれません。
このように、情報発信はお店側の一方通行ではなくお客様のメリットを考えることです。
そうすることでお客様の信頼を獲得することができます。