「才能ゼロ」から月20台売る営業マンへ 中卒スタッフが変わった“たった1つの仕組み”

才能ゼロの中卒スタッフが月20台売れるようになった仕組み

 

こんにちは。車屋の経営者として、17年間で億超えの粗利を出し続けてきた野瀬です。

今回は、うちの営業マンの一人が「才能ゼロ」「学歴なし」「車知識ゼロ」から、月に20台売るトップセールスに変わった話をシェアしたいと思います。

しかも、その営業マンは中卒でした。
もしかしたら今、あなたも「ウチの営業マン、売れないんだよな…」と悩んでいるかもしれません。

「やっぱり営業はセンスと根性でしょ」
「売れる営業は“特別な人”だけ」

そう思い込んでいた過去の自分に、今すぐ伝えたい言葉があります。

「営業は才能じゃない、仕組みで誰でも売れるようになる」

本当にそう思っています。

 なぜ中卒の彼が“売れる営業マン”に変われたのか?

そのスタッフが入社してきたのは、まだウチの会社が営業をマニュアル化する前のことでした。

  • 言葉遣いはあやふや
  • 敬語もうまく使えない
  • お客さんにうまく話しかけられない

はじめは「正直、無理かもな」と思っていたのが本音です。

でも、売れる営業の仕組みを一つずつ整えていく中で、彼はみるみる成長していきました。

結果、半年後には月間粗利で300万円、1年後には粗利500万円超えを連発。
もちろん、値引きなし。押し売りでもありません。

 “誰でも売れる”営業の仕組みとは?

営業というと、「トークが上手い」「プレゼンがうまい」など、個人のスキルや性格に左右されると思われがちです。

でも、僕がやったことは、次のような【仕組みの整備】です。

【1】営業マニュアルの徹底

営業の各プロセス(外商談→中商談→クロージング)を分解し、それぞれに必要な対応をマニュアル化。

  • 話す順番
  • 使う言葉
  • 渡す資料
  • 視線やジェスチャー

…など、細かい部分まで徹底して共有。

【2】“売れる人”の行動を数値で分析

売れる営業マンの共通点を分析し、再現可能な形に落とし込んだ。
例えば「外商談から中商談への誘導率」や「クロージングの回数」など、感覚ではなく数値で改善

【3】成果ではなく“プロセス”を評価

営業成績(結果)だけではなく、どこまでプロセスを忠実に実行できているか?を見て評価。

【4】全員で協力できる環境を作る

・接客の順番を「打順制」に
・歩合を個人+店舗連動にしてチームワークを重視

この4つを揃えただけで、中卒スタッフも売れるようになったのです。

 重要なのは「気合い」じゃない、「具体的な行動の積み重ね」

正直に言います。
昔の僕は「売れないのは気合いが足りない」「あいつには向いてない」と決めつけていました。

でも、今ならわかります。
売れない営業マンには、正しい“地図”が渡されていなかっただけなんです。

行く先のわからない山に登るのと同じ。
どんなに体力があっても、方向が間違っていたら頂上には着けない。

でも、地図があり、ガイドがいれば、誰でもたどり着けるんです。
営業も、同じです。

 才能に依存する営業は、会社のリスクになる

もう一つ大事な話をします。

「売れるやつが1人いればいいじゃん」と思うかもしれませんが、これは会社にとって最大のリスクです。

もしその営業マンが…

  • 病気になる
  • 他社に引き抜かれる
  • 独立して辞めてしまう

そうなったら、売上は一気にゼロ。
まさに“泥舟”状態です。

でも、仕組みで育成された営業マンが5人いれば?

1人が抜けても、また教育すれば同じ成績が出せます。
誰か1人の肩に売上を預けなくて済むんです。

会社の成長に再現性を持たせるには、「売れる仕組み」が不可欠です。

 そしてもう一つの変化。会社の空気が変わる。

仕組み化によって変わったのは、売上だけではありませんでした。

  • 営業マン同士が協力し合うようになった
  • 新人も育ちやすくなった
  • 社内が明るく、ギスギスしない雰囲気に

昔のウチは、売れない営業が先輩に怒鳴られたり、ミスを責められて辞めていく…そんな会社でした。

でも、営業の仕組みを構築してからは、売れるためのノウハウをみんなで共有し、チームで動ける会社に変わりました。

仕事が楽しい、辞めたくない。
そんな声が現場から聞こえるようになったんです。

 あなたの会社の営業マンにも、“売れる未来”が待っている

中卒でも、未経験でも、元々売れなくても、大丈夫。
正しい仕組みがあれば、誰だって変われます。

重要なのは、社長であるあなたが「才能に頼らない会社を作る」と決めることです。

会社全体で売れるようになれば、安定して利益が出せる。
社長が現場に張り付かなくても、売上が積み上がっていく。

そして、時間と心に余裕が生まれ、家族との時間や自分の趣味にも使えるようになります。

 まとめ:才能はいらない。必要なのは“育てる仕組み”

「うちは営業の質が低いから…」
「若い子はすぐ辞めるし…」
そんな悩みを抱えていた私がたどり着いた結論はこれです。

営業は才能ではない、仕組みで育つ。

しかも、その仕組みはすでに再現可能な形で存在しています。

売れる営業の仕組みをどう作るのか?その全体像はこちらで公開しています:
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