こんにちは。野瀬です。
また今日も、自分が先頭に立って商談をしている
気がつけばそんな日々が続いている。
社長業に専念したいと思っていても、売上を作るためには自分が現場に出ざるを得ない。
人を育てようとしても、時間が取れない。
育て方も分からない。
結局、営業は属人的になり、社長がプレイヤーで居続けるしかない。
それでは、いつまで経っても自分の時間は確保できないですよね。
経営に集中できない。
家族との時間も削られる。
そんな現実に、心のどこかで限界を感じている社長は少なくありません。
車屋さんや整備工場の社長さんとお話ししていると、このような話を聞くことが結構多いです。
「どうすればプレイヤーから脱却できますか?」そんなご相談を受けることも度々あります。
そこで、この記事では、社長がプレイヤーから脱却し、売上をアップさせながら自分の時間を確保するための方法についてお伝えします。
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「売れる営業マンを育てる」は正解なのか?
多くの社長が考えるのは「売れる営業マンを育てたい」ということ。
それは当然です。
社内に売れる営業マンがたくさんいれば社長はプレイヤーから抜け出すことができます。
しかし、その考え方自体が落とし穴です。
なぜなら、売れる営業マンを育てるためには膨大な時間と労力がかかってしまいます。
一人前になるまでに何年もかかり、その間に辞めてしまえばまたゼロからやり直し。
社長が人材育成に関われば、自分の時間はさらに奪われることになります。
外部にお願いしようとすればコストがかさみ、成果が出る保証もないですよね。
つまり「営業マンを育てる」ことをゴールにしてしまうと、社長自身が苦しい立場から抜け出せないのです。
では、どうすればいいのか?
それは、社長が本当に欲しいのは「売れる営業マン」そのものではなく、「社長が現場に立たなくても売上が上がる仕組み」ではないでしょうか。
結局のところ、営業マンを一人前に育てても、その人が辞めてしまえばまた最初からやり直し。時間もお金も浪費するだけです。
必要なのは「特定の誰か」に依存する方法ではなく、誰がやっても成果を出せる再現性のある仕組み。
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解決策は「人」ではなく「仕組み」に投資すること
本当に必要なのは、特別な営業マンではありません。
誰がやっても成果が出せる「営業の仕組み」です。
仕組みが整えば、新人でも短期間で同じ流れに沿って営業ができる。
属人的なスキルに依存せず、会社としての型で成果を出せるようになる。
ノウハウは個人ではなく会社に蓄積され、社員が入れ替わっても再現性が失われない。
このように、社長は「売れる営業マン」を育てるのではなく、「売れる仕組み」をつくるべきなのです。
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仕組みが会社と社長を解放する
営業の仕組み化によって成果が安定すれば、会社は社長がいなくても回る状態へと近づいていきます。
これまでは社長がトップ営業マンとして動き続けなければ数字を守れなかった。
でも、仕組みができれば社員が同じ流れで成果を出せるようになり、会社の売上は個人の肩に乗らなくなる。
つまり、会社の安定は「人」ではなく「仕組み」によって担保されるようになるのです。
社長に時間の余裕を取り戻すために
営業を仕組み化することで、社長がプレイヤーで居続ける必要はなくなります。
会社全体が一定の成果を出せるようになり、社長は本来の仕事に時間を割ける。
経営に集中し、未来を描くことができるようになる。
そして何より大きいのは、 「売上をアップさせながら、自分の時間を確保できる」という状態を実現できることです。
ただ忙しく走り続けるだけの経営から抜け出し、会社を成長させつつ、自分の人生も取り戻す!営業の仕組み化とは、その両立を可能にするための最も確かな方法なのです。
自分の時間を確保し、より売上を上げたい!と考えている社長は、まずはこちらを読んでいただくことをお勧めします。
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